2024.08.05
実践研究レポート報告会を開催しました。
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7/25（木）お勝山ふれあいセンターにて、実践研究レポート報告会を開催しました。
今年度は 救護施設 牧野華園より「災害時、全員が安全に非難する為に」というテーマで発表がありました。
近年は地震、火災、水害等の災害対策の必要性が問われており、牧野華園でも避難訓練を実施する中で、夜間は職員数が少なく、マンパワーの不足が課題でした。
そこで考えたのが利用者同士で助け合う取り組みでした。
令和2年度に利用者防災係を選出し、「避難誘導班」「園内確認班」「点呼班」の役割を持つことにしました。
利用者向けに車いす講習会を実施したり、避難場所での点呼方法を介助者と要介助者が隣同士に並ぶよう工夫し、研修と訓練を繰り返しました。
職員が利用者の持てる力を活かし信頼し協働することで、利用者もそれに応え、自主防災の意識が高まってきた様子が伝わりました。
このような取り組みが職員と利用者の関係に良い影響を及ぼすのはもちろんのこと、利用者の自己肯定感や意欲的な生活につながるのではないかと思います。
発表を聞いた事業団内の他施設職員からも、自分の施設でも参考にしたいという声が上がっていました。
新たな発見と学びがある報告会、来年も楽しみです。
